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2012年9月 2日 (日)

平清盛面白いですね。2

藤原(九条)兼実がここ数回出てきて、清盛に批判的な公家を
演じています。和歌にも造詣が深いことは描かれていますが日記
「玉葉」を書いたことでも知られています。武家政治への移り変わりの
時期に客観的な資料が多く当時の貴重な資料のようです。

鹿ケ谷の陰謀は今回から10年後に起きていますが
登場人物がだいぶ揃ってきました。
後白河上皇と、仕える西光と成親です。
後の陰謀につながる、清盛との不仲が出ていました。
建春門院滋子が後白河と清盛をつなぐ役目をしているので
表面には出ていませんが。

摂津源氏側では源頼政が出ていますが多田行綱はまだ
出てきてません。

平家物語は脚色が多く清盛を悪人にしているようです。
吾妻鏡もこれは北条側の視点のようですし。

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